インターステラテクノロジズ(IST)は6月30日5時30分、観測ロケット「MOMO2号機」の打ち上げを実施したものの、離床後すぐにエンジンの燃焼が止まり、落下。地面に激突した機体は炎上し、打ち上げは失敗した。ISTは同日10時より記者会見を開催し、現在分かっていることを説明した。この日、心配されていた天候は朝までに回復。打ち上げ時はほぼ無風で、降雨の心配も無いという、良好なコンディションだった。機体の準備作業も順調に進んでおり、5時の打ち上げを目指していたが、海上監視区域内に船舶の進入が確認されたため、30分延期し、5時30分に打ち上げが実施された。
点火後、無事に離床したように見えたMOMO2号機だったが、数秒後にエンジンの燃焼が停止、そのまま射点に自由落下した。炎上したのは警戒区域内であり、人的被害はなかったものの、機体には高圧ガスなども搭載されているので、安全のため、射点に近い指令所のスタッフを待避させる措置が執られたという。記者会見の時点では、まだ射点に近づくことができておらず、詳細な状況については不明だったものの、落下するまでロケットからのテレメトリは受信できていたという。このデータから、打ち上げの4秒後に推力を失い、落下したことが分かっている。MOMO2号機は、打ち上げのカウントゼロ(T-0秒)で燃料のバルブをオープン。通常であれば、T+0.5秒あたりでメインエンジンの推力が急速に立ち上がり、燃焼圧が1MPaに到達し、その定常状態を維持するはずだった。
「テクノロジー_2018/06/30」
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2018年7月1日日曜日
2018年6月30日土曜日
森林による見通し外環境下での広域系Wi-RANを用いた映像伝送に成功/Wi-SUN
❍ 森林による厳しい遮蔽環境下での山中から山麓へのリアルタイム映像伝送を実証。-
❍ 中継接続により尾根を越える無線回線延伸を実証。-
❍ 林業における原木伐採で必要となる地籍調査ソリューションを実証。-
ImPACT 原田 博司 プログラム・マネージャーの研究開発プログラムでは、現状のビッグデータ規模を遥かに凌ぐ「超ビッグデータ」の創出・活用を可能とする超ビッグデータプラットフォームを構築し、この技術による新たな社会応用として、製造工場へのサイバー攻撃、故障の撲滅を目指すファクトリセキュリティーと予見先取ヘルスケア・医療サービスを目指すヘルスセキュリティーに関する研究開発を行っています。
「テクノロジー_2018/06/30」
❍ 中継接続により尾根を越える無線回線延伸を実証。-
❍ 林業における原木伐採で必要となる地籍調査ソリューションを実証。-
ImPACT 原田 博司 プログラム・マネージャーの研究開発プログラムでは、現状のビッグデータ規模を遥かに凌ぐ「超ビッグデータ」の創出・活用を可能とする超ビッグデータプラットフォームを構築し、この技術による新たな社会応用として、製造工場へのサイバー攻撃、故障の撲滅を目指すファクトリセキュリティーと予見先取ヘルスケア・医療サービスを目指すヘルスセキュリティーに関する研究開発を行っています。
「テクノロジー_2018/06/30」
2018年6月29日金曜日
世界初、結晶欠陥の3次元分布を可視化/~太陽電池の高効率化に向け欠陥発生機構解明に期待~_JST
❍ 太陽電池の高性能化には、シリコンインゴット中の結晶欠陥が問題であった。-
❍ 実験科学者とデータ科学者の連携により、シリコンインゴット中の結晶欠陥の3次元分布の可視化に成功した。-
❍ 欠陥発生機構の解明によるシリコンインゴットの高品質化、太陽電池の高性能化への貢献が期待される。-
再生可能エネルギーへの期待から、太陽光発電の普及が急速に進んでいますが、さらなる普及には発電コストの低減が求められています。発電コストの低減には、太陽電池の製造コストの低減とエネルギー変換効率の向上が必要です。
現在最も普及している太陽電池の主材料は結晶シリコンであり、結晶太陽電池は発電量で全太陽電池の9割以上を占めています。結晶シリコンは、高品質ですが製造コストの高い単結晶シリコンと、品質は単結晶に劣るものの製造コストの低い多結晶シリコンに分けられます。多結晶シリコンは、発電量の市場シェアが単結晶シリコンの2倍程度で、太陽電池の主材料となっています。今後は、多結晶シリコンの製造コストが低いというメリットを損なうことなく、品質を改善し、エネルギー変換効率を単結晶と同等まで向上させることが太陽光発電の低コスト化の鍵となっています。
太陽電池用多結晶シリコンウエハーを作製するには、まず水から氷を作るのと同様に、高温で溶かしたシリコンを容器の内部で冷やし固めて多結晶シリコンインゴットを成長し、これを専用ののこぎり(マルチワイヤー・ソー)でスライスします。単結晶シリコンウエハーを作製するには、高温で溶かしたシリコンに小さな単結晶(種結晶)を接触させ、回転させながら徐々に引き上げることで単結晶インゴットを成長する必要があり、多結晶と比較して、一度に製造できるインゴット重量が小さく、高価な製造設備が必要となります。多結晶シリコンの品質が単結晶に劣る原因は、シリコンインゴットの製造時に発生してしまう結晶欠陥です。よって、結晶欠陥の少ないシリコンインゴットの製造技術が求められています。
「テクノロジー_2018/06/29」
❍ 実験科学者とデータ科学者の連携により、シリコンインゴット中の結晶欠陥の3次元分布の可視化に成功した。-
❍ 欠陥発生機構の解明によるシリコンインゴットの高品質化、太陽電池の高性能化への貢献が期待される。-
再生可能エネルギーへの期待から、太陽光発電の普及が急速に進んでいますが、さらなる普及には発電コストの低減が求められています。発電コストの低減には、太陽電池の製造コストの低減とエネルギー変換効率の向上が必要です。
現在最も普及している太陽電池の主材料は結晶シリコンであり、結晶太陽電池は発電量で全太陽電池の9割以上を占めています。結晶シリコンは、高品質ですが製造コストの高い単結晶シリコンと、品質は単結晶に劣るものの製造コストの低い多結晶シリコンに分けられます。多結晶シリコンは、発電量の市場シェアが単結晶シリコンの2倍程度で、太陽電池の主材料となっています。今後は、多結晶シリコンの製造コストが低いというメリットを損なうことなく、品質を改善し、エネルギー変換効率を単結晶と同等まで向上させることが太陽光発電の低コスト化の鍵となっています。
太陽電池用多結晶シリコンウエハーを作製するには、まず水から氷を作るのと同様に、高温で溶かしたシリコンを容器の内部で冷やし固めて多結晶シリコンインゴットを成長し、これを専用ののこぎり(マルチワイヤー・ソー)でスライスします。単結晶シリコンウエハーを作製するには、高温で溶かしたシリコンに小さな単結晶(種結晶)を接触させ、回転させながら徐々に引き上げることで単結晶インゴットを成長する必要があり、多結晶と比較して、一度に製造できるインゴット重量が小さく、高価な製造設備が必要となります。多結晶シリコンの品質が単結晶に劣る原因は、シリコンインゴットの製造時に発生してしまう結晶欠陥です。よって、結晶欠陥の少ないシリコンインゴットの製造技術が求められています。
「テクノロジー_2018/06/29」
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