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2018年6月28日木曜日

アルミ電解コンデンサの容量低下を防ぐガラス封止技術が誕生

アルミ電解コンデンサは私たちの生活に広く利用されるようになり、効率的な利用を進めるべく進化と発展を続けています。また、電気二重層コンデンサ(スーパーキャパシタ、ウルトラキャパシタ)など、新たなコンデンサが次々と市場に投入されています。EVカー、HEVカー、電気バスなどの電気自動車や高出力用途の他、再生可能エネルギーにも応用され、さまざまな工業分野だけでなく、防衛や航空分野に至るまでその用途は広まっています。しかし、アルミ電解コンデンサには、耐用期間中に電解液が蒸発する傾向があり、それが弱点となっています。これは端子封止部の気密性が不完全なために発生します。電解液の蒸発は継続的に性能を低下させるため、コンデンサ設計の大型化や、コンデンサを1つではなく2つ使用するなどの対応策が採られています。持続的な電解液の蒸発が、20%以上の容量損失を招きます。これはスペース効率の観点から見ると大きな値です。コンデンサの端子は、樹脂封止もしくはゴム封止されることが多く、これが電解液を蒸発させる主な原因の1つになります。樹脂やゴムは有機材料であるため、時間の経過とともに劣化する傾向があり、気密性が失われます。この経年劣化が、アルミ電解コンデンサに悪影響を及ぼします。気密性が劣った封止部から電解液が蒸発し、その結果コンデンサ内部の容量損失が起こるのです。
「テクノロジー_2018/06/28」

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